Quo Care(クオケア)は現職介護士による介護に役立つワークショップを開催しています。
主にキネステティクの体験を都内で行っています。
Quo Care(クオケア)は、QUALITY(品質)とCARE(介助)から名付けました。
質の高いケアとは、なんでしょうか。
私は、現職の施設勤務の介護士です。
施設の1日は、人手不足な状況下で常に時間に追われています。
排泄、更衣介助、口腔ケア。
誘導、お食事提供、食事介助。
10時の水分、15時のおやつ。
体操、アクティビティ。
入浴。
洗濯、居室清掃、リネン交換。
記録、記録、記録。
業務が山積みのなかで、働きながらもやもやしていました。
時間内にケアを終わらせるスピードは確かに大切で
ポジショニングのマニュアルも確かに大切で
新人やベテランのいるなかで職員全員が統一したケアをするというのも確かに大切です。
でも
目の前の方ではなく、ルールと時間に囚われているとき
本来の目的や根拠より、マニュアルが重視されてしまうときに
「なんか違う」「私がやりたい介護ってなんだろ」って感じていました。
そう思っていたときに、私はキネステティクを知りました。
キネステティクの概念を知ると
自分が変わることで相手が変わることがわかります。
丁寧に関わることで、相手の動きを尊重し引き出すことがわかります。
ぜひ、体験してみてください。
介護は、
人にかかわり、人に触れる仕事です。
ご利用者様、ご入居者様との信頼関係ありきで、
もっと丁寧で、
もっと繊細で
お互いが楽な関わりをしていきたい。
それが、私の感じる質の高いケアです。
また、クオケアはハワイ語で「自立」という意味もあります。
自立を引き出す関わり、
自立を引き出す介助ができたら、最高だな!
そんな思いもかねて名付けました。
一緒に学べたらうれしいです!よろしくお願いします。